ゆったりフォト紀行 

「知」の殿堂 

納得できる作品はいつも一人でいるときに生まれる

だれかと一緒だと何かと気遣って撮影に没頭できない

だからひとりでいることが平気でなければフリーのカメラマンにはなれない

この写真は米国西海岸でとらえた海鳥である
夕照の海にふさわしい前景を探していた時
突然一羽が舞い降りてきた

こちらも一人だったので一瞬を逃さなかった
「ひとり」が創作の原点であることをこの海鳥が教えてくれたのである